祝儀の相場

気になる周りのご祝儀の相場

ご祝儀結婚式・披露宴に招待をされたとき、ふと頭によぎるのが「いくらくらいご祝儀を包めばいいんだろう」ということです。

ご祝儀は全ての人にが同じ金額にすればよいと決まっているものではなく、結婚をする親類・知人との距離や関係、立場によって相場が変化していきます。

そこにそれぞれの地域の特性が加わってくると、慣れない人はいくらくらい包むのが適当かということを全く想像することができなくなってしまいます。

あまりにも多く包みすぎても相手に気を使わせてしまいますし、一緒に参加する友人たちとのバランスも大切です。

一応世間一般的な相場というものは存在しますが、必要に応じて友人たちやその地域の挙式に詳しい人に訪ねて確認をとるようにしてみてください。

友人なら2~3万円くらいが相応

結婚披露宴に招待される間柄としては、中高大学などで同級生であった友人や、会社で一緒に勤務をする同僚などがあります。

いずれにしても新郎新婦のどちらか知り合いである人と年齢が近く、上下関係がない関係であるなら相場となっているのはだいたい2~3万円くらいです。

少し以前までは2万円や4万円のような偶数の金額は「割り切れる」として縁起が悪いと言われてきたこともありましたが、現在では特にそうしたことは気にされなくなっています。

豆知識ですが、2や4という数字は「二人」や「ペア」という意味にもなるということで特に縁起は悪くないものとして扱われています。

ただ古いしきたりのところはまだ偶数を悪い数字と考えたり、4万円を「四=死」という連想でよくないイメージにとらえることもあるので、そうしたことを気にするところでは1千円や5千円を追加して意識して奇数になるようにしましょう。

親類・いとこなら友人よりも多めに包む

出席をする式が親類としてということになるとまた友人とは相場が変わってきます。

20代~30代の前半くらいなら友人と同じくらいの金額でもよいのですが、30代後半くらいになってからの参列なら、友人相場より1~2万円多めにするのが通例です。